FX取引におけるトレール注文とは?

FX取引におけるトレール注文とは別名『トレーリングストップ』と呼び、逆指値注文を一定の値の幅で有利に相場が動いた時にいっしょに追尾してくれる注文方法です。当然急激に不利に動いた時も損失も一定の指定した値幅でロスカットして限定して、買値ポジション以上に値が高い場合は利益も確定します。

トレール注文

例えばドル/円100円で買い1円下に逆指値トレール注文を入れておきます。

順調に相場が上がりポジションより1円安の値であっても利益が確定するまで上がり続けました。

できればさらに利益を追求しようと売りはせずに様子を見ていたところ急激に相場が下がっていきました。

一時ポジションが103円まで上がりロスカットレベルが102円まで自動に追従していたので相場が下がっても今回は2円の利益がでてトレードが終了することができました。

このようにもっと利益を追求しようとさらに相場が上がるタイミングを見ているうちに急激に相場が下がっても現在ポジションから自分が設定した値幅以上の損がでないように常に一定の損切り値を設定できつつ最大の利益をえるタイミングを計れるのがトレール注文の特徴です。

あくまで目的はさらなる利益の追求ですのでロスカットレベルで利益を狙うのではなく、この場合ですと103円の段階で自ら売りを出して3円の利益を出すのが本来の目的であることは言うまでもありません。

このページの先頭へ