スリッページ・・・すべる?すべらない?

FXトレードを始めるとわかりますが自分が買いたいタイミングと値段ではなく、ずれて約定してしまうことがあります。

とくに値動きが激しい時などは顕著に現れます。

このズレの値と現象の事をスリッページといいますが、これはよりたくさんトレードを繰り返すトレーダーにとっては非常に重要で時には大損の原因にもなります。

スリッページが起こる理由は、ユーザーが注文してFX会社に情報が届くまでどうしてもタイムラグが生じるからです。

この注文を出し情報をやり取りしている間にも相場は動いていますからスリッページは生じるわけです。

そういう意味ではFX会社のシステムの安定や速さなどの影響が大きいといえます。

これは実際に使ってみないとわからないので単純にスペックでは表せない部分でもあります。

使用感などを自分なりにリサーチしたり自分で実際トレードして確かめるのもひとつの方法です。

あまりにもひどい場合は撤収するのも駆け引きのひとつでしょう。

また対応策のひとつとして、スリッページの値を指定できる会社を利用して値を0にすることで回避することができます。

ですが実際は0設定の場合、いわゆる約定拒否が連発して結局ひとつもポジションが取れなかったりします。

その場合は少しずつ値を広げて約定力を上げて調節するのが実践的な方法です。

ストップ狩りやレートずらしは存在するのか?

FXトレードをしていると意図的に不利な方向に約定していると感じたり、複数の会社のチャートを自分のパソコンで見比べたりすると明らかにレートが違うと感じる事がしばしばありますしインターネットの情報の中にはそのような事実を指摘したりするうわさや口コミは多いですが実際このような事は起こるでしょうか?

もともとストップ狩りとはヘッジファンドと呼ばれる巨大な資金を利用して相場を意図的に操作してまとまったストップロス注文を一気に約定させるなどの意味で使われますが、FXにおいては業者には顧客の注文がまる見えなので多くのストップロス注文が集まっているところや大口のポジション値を意図的に約定して実際のレートとのサヤで稼ぐというのがそのカラクリです。

ですがはたしてこのような事ができたとしてもトータルでどれほど業者が儲かるのかも疑問は残ります。

大口の顧客を狙っていれば必ずユーザーは離れて行くでしょうから、そこまでのリスクを背負ってまで不正をやるのかも疑問は残ります。

まー生き残りをかけて一時的に行ったり、見切りをつけた業者はわかりませんが・・・。

どうしても気になる人はくりっく365やインターバンク直結の業者を選ぶのもひとつの考え方です。

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