基本スペックで選ぶFX会社の選び方

FX会社の選び方は、おおまかにいって初心者の方ならセミナーや講座が充実してデモトレードのできる大手の会社がいいですし、ある程度トレードの経験があり自分の手法が確立している方はおのずと決まってくると思います。

基本スペックで選ぶFX会社では、それでも個々のスペックにおいて気をつけておきたい事や基本的な選び方をそれぞれ解説しています。

通貨ペアで選ぶ

通貨ペアで選ぶ場合、当然自分が狙っている通貨が扱っているかどうかを確認するのは当然ですが、会社によっては通貨ごとに取引単位が違っていたり手数料が違っている場合もあります。

単純に取扱通貨ペアが多くその中にトレードしたい通貨があるからといって他のスペック重視で会社を選んだ場合に結果的により多く取引をするたびにコストがかかってしまい損をする場合があります。

自分が取引したい通貨が明確になっている場合特にマイナー通貨では会社によってはコストや取引条件が違ってくるので注意が必要です。

スプレッドで選ぶ

スプレッドとは売り値と買値の価格差のことです。単純にこの差が大きければ取引するユーザーにとってコストがかかり不利な条件といえます。

たとえばドル/円スプレッド3銭を示す時に瞬間的に買って即売ったとすると手数料とスプレッド3銭分損することになります。(実際にはもっと広がる場合があります。)

すなわち最低限手数料分とスプレッドを合わせたコストプラス利益をあげなければ実質的には損失になります。スプレッドとはそのままコストといっていいでしょう。

気をつけなければならないのは公表値が狭いスプレッドをうたっている業者であっても実際のトレードにおいてそのままのスプレッド値で約定するとは限らないのが現実です。

実際には相場の荒れ方や業者のシステムの安定度等が影響してくるので実際トレードしてみてからでないと大まかなスプレッド値はつかめないのが実情です。

各FX会社が示しているスプレッド公表値とともに実質的な開き具合を調べながら選ぶのが大事になってきます。

手数料で選ぶ

FX会社の手数料は最近ではほとんどが無料になっていますが、通貨や条件によって発生したりするので自分がやりたいトレードスタイルや通貨が明確な場合は具体的な条件の元でのコストに注意して業者を選ぶのが大事になってきます。

くりっく365ではある程度競争が始まっているので安くなってきていますがまだ業者間の価格差はあります、また通貨によって手数料を安くしている場合もあるのでやはり自分の狙っているトレードスタイルにあった業者を選ぶのが大事になります。

レバレッジで選ぶ

8月の規制後はほとんどの個人向けFX口座のレバレッジは最大50倍までとなったので、レバレッジについては差がなくなったといっても良いですが各業者で細かい証拠金率の規約があり通貨によっては最低預入金額の制限に差が生じたりするので注意が必要です。

ですが今後ほとんどレバレッジによる差がなくなりますので(法人口座は別)トータルコストやツールの使い心地などで他の条件で選ぶようになるでしょう。

最低取引通貨単位で選ぶ

最低取引通貨単位とはロット数といってある程度まとまった単位以上じゃないと取引できないように決まりがあります。

最近では1000通貨単位の業者が増えてきましたがまだ1万通貨や通貨ペアによっては同じ業者であっても差があるので注意が必要です。

マネーパートナーズのFXnanoは100通貨単位から取引可能です。

初回入金で選ぶ

FX会社によっては口座を開きトレードを始めるにあたって初回入金額を決めているとことがあります。

最近はほとんどが規定がない会社がほとんどですが、規制などが進むにともなって各社ともルールを変えてくる場合があるので新規で口座を開設する時に初回入金額規定がないか、または大口ではないか注意が必要です。

スワップ金利で選ぶ

FXには通貨をより安く買って高く売るといった売り買いの差額で利益をあげる手法と、ポジションを保持することで通貨の金利差によって利益を上げるスワップ金利による手法とがあります。

スワップ金利は各FX会社によって違うので目的の通貨がある場合はピンポイントでその会社の口座を持つのも良いでしょう。

注文の種類で選ぶ

現在のFX会社ではほとんど注文方法による差はなくなってますが、両建て取引や各会社で特徴のある注文方法もあります。

初心者の方は基本的な取引方法で十分です。

代表的な取引方法は

  • 成行注文
  • 指値注文
  • 逆指値注文
  • IFD注文
  • OCO注文
  • IFO注文

などです。

この他にもトレール注文等ありますが、基本的にはこれで十分でしょう。

ある程度基本的な注文に慣れ、またトレード自体にも慣れて攻めるスタイルや流動的に注文したくなった場合には、より高度な注文のある会社を選ぶのが順序だといえます。

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