クリック365とは?

クリック365とはFXの公設取引所です。

クリック365の誕生した背景としては個人向けの外為投資が解放された当時はFX会社が乱立して中には悪質な業者も多くルールも不透明で証拠金にまつわるトラブルも少なくありませんでした。

そこでより個人投資家が安心して取引できるようにFX取引を規制する改正金融先物取引法が2005(平成17)年7月に施行されました。それと同時期に誕生上場されたFXがクリック365です。

クリック365のメリット

クリック365のメリットは、まず税制の優遇を受けられるということです。

ニュースでFX取引の脱税問題が取り上げられたりしてますが、トレードで大きく利益があがると半分は税金でもっていかれてしまします(900万以上で43%1800万以上で50%) しかしクリック365は一律で20%の税率です。

ビッグトレードをすればするほどその差は歴然です。

次にあげられるメリットは損失の繰り越し控除が可能なことです。

たとえば去年FXで大きな損失が出てしまいマイナス決済したとします。それでもそのさらに前の年の利益には大きく税金がかけられます。すなわち儲かった年の次の年は大損しているのに税金はガッチリかかってきます。

そして今年幸いなことにまた大きく利益を上げることができたとしましょう。

ここで非クリック365の場合今年の利益にはたっぷりと税金がかけられ(最高50%)過去の損失はもちろんただの損失です。 しかしクリック365の場合損失した分を税金で控除できます。

ただでさえ一律20%の課税メリットがあるのに損失分を控除できる仕組みがあるのです、これが公設取引の最大のメリットといっても良いでしょう。

しかも今年の利益に対して控除し切れなかった分は3年間繰り越しができるのです。

その他にも資産の安全性やトレードのスムーズな成立などクリック365のメリットはあります。もし自分のトレードスタイルや扱いたい通貨などが合うのであればクリック365は良い選択です。

くりっく365のデメリット

ではくりっく365のデメリットはないのでしょうか?

簡単にいうと課税所得が200万円以下の場合は不利になります。

くりっく365 の場合税金は一律で20%ですよね、一律です。しかし非取引所取引であれば、15%で済みます。すなわち課税所得が200万円以下ならば非取引所取引が有利となります。

また、くりっく365は手数料が高いです(最近はくりっく365会社が多くなってきているので差別化をするためにかなり手数料は安くなってきてさらに安くなる傾向があります)。通常のFX会社は手数料が0円ですので取引のたびに手数料がかかるくりっく365は不満に感じるかもしれません(厳密にいうとFX会社は様々な形で手数料がかかります)

それに加えて扱える通貨が少なかったり、レバレッジが制限されているので攻める投資家には支持されません(規制後からは差がなくなりました)。

また個人の主観にもよりますがシステムが安定していないなどの不満もあるようです。

まだこれから熟成するのがくりっく365ですのでそういった要素をふまえながら税優遇のメリットと信用性を選択するのも良いでしょう。

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